|
Q&A) 私たちが食べるあの野菜、赤いニンジンと薬用人参とは何が違うの?
解説
「ニンジン」という名前が聞こえてくると、真っ先に思い浮かべるのが、ふだんスーパーやデパートの野菜売場で売られている赤、オレンジ色のニンジンの仲間かと思ってしまいがちですが、田七人参などの薬用人参と、普通のニンジンとはまったくの別物です。
赤いニンジンは、セリ科の植物で、元を辿れば、原産国は日本ではなく、ヨーロッパから入ってきたものと言われています。
一方、田七ニンジンはウコギ科の植物です。同じウコギ科の仲間には、薬用人参の一つで日本では昔からなじみの深い高麗人参(朝鮮人参)があります。
こらら薬用人参は、もともと日本にはなかった植物で、一番最初に伝えられたのは高麗人参で、奈良時代ではないかと言われています。江戸時代の時代劇などで、重い病に患っている場合の究極の薬として用いられている場面はたまに目にします。
田七人参はそれからずっと遅れて、昭和になってから、漸く日本に入ってきました。
発生の起源からいうと、田七人参の方が古く高麗人参(朝鮮人参)のいわば兄にあたります。
≪前のQ&A■■次のQ&A≫
|