田七人参の研究計画

株式会社アドバンスは、東京農業大学国際食料情報学部 健康科学研究室の協力の基、以下の田七人参に関する研究を実施している。

1、田七人参に関するこれまでの研究

(1)血管拡張作用・循環改善・高血圧抑制
(2)脂質代謝の改善・動脈硬化改善(血中総コレステロール低下・血中トリグリ低下・肝臓中トリグリの低下)
(3)滋養強壮・疲労回復
(4)肝機能の改善(血清GPT・GOTの低下)
(5)静脈炎症作用の抑制(血管透過性の抑制)
(6)ストレス軽減
(7)血液凝集能の亢進(止血効果)
(8)その他

2、研究内容

これまでの先行研究を調べた結果,下記にあげる研究は,新規性のあるものと思われる。研究の一部をご紹介する。

(1)高血圧抑制作用に関する研究
 田七人参が高血圧自然発症ラット(ヒトの高血圧モデル)に対して高血圧抑制作用があるかどうかを明らかにするため,交感神経系活性物資に対する摘出大動脈収縮反応の変化を検討する。
 
(2)脂質代謝改善に関する研究
 本研究では、高脂肪食により糖尿病モデルラットとそれに田七人参を投与したラットにおける組織(骨格筋,肝臓)の代謝酵素活性を比較し、田七人参が脂質代謝にどのような影響を及ぼすかを検討する。また、田七人参を飲むだけでなく、それに運動を実施することにより,脂質代謝の改善につながる可能性を検討する。

(3)スポーツ選手に対して田七人参の服用が運動後の疲労に与える影響
 本研究では、持久系と筋力系の両スポーツ選手(ヒト)に対して、普段のトレーニング終了後に田七人参を服用してもらい、自覚症しらべおよび疲労部位しらべにより、トレーニング後の疲労に変化があるかどうかを検討する。

(4)田七人参の事前投与が持久的運動能力に及ぼす影響    
 本研究では、ヒトを被験者として、エアロバイクを用いランプ負荷法により酸素摂取量、心拍数および血中乳酸濃度を測定し、田七人参の服用による持久的運動能力を評価する。

このページの先頭へ